劇評 來來尸來『ログ』
來來尸來演劇作品『ログ』を拝見して、思ったことを書きます。 まず一言で表すと、「旅は始まったばかり」ということを感じました。 会場はライト商會の二階、古びた木造のギャラリーです。ここはアンティークの調度品を扱う雑貨屋兼喫茶店の二階ということもあり、普通の劇場よりも場の個性が...
來來尸來演劇作品『ログ』を拝見して、思ったことを書きます。 まず一言で表すと、「旅は始まったばかり」ということを感じました。 会場はライト商會の二階、古びた木造のギャラリーです。ここはアンティークの調度品を扱う雑貨屋兼喫茶店の二階ということもあり、普通の劇場よりも場の個性が...
10月13-14日に公演していた、オムライスproject#3『砂と卵』の、演出と出演を務めておりました。 オムライスprojectというソロユニットをされている、たかはしまこさんが書かれた脚本、『砂と卵』を、私が演出して演劇化するという試みでした。...
昨日、唐突に仕事が休みになり、ちょうど、大学時代に所属していた演劇サークル「劇団かるがも」が公演をするということで、拝見してきました。 団員たちが仲がよさそうだったので、それは良いことだなと思いました。 演劇自体を見ていると、「自分もこんな芝居してたんだろうな……」みたいな...
9月17日から24日まで、会社の海外研修で、アメリカロサンゼルスへ行ってきました。 ぼつぼつと印象的だったことも書いていこうと思うのですが、とりあえず一つ。ブルーボトルコーヒーのことを書きます。 コーヒー特集の雑誌で、東京にも進出していることは読んでましたが、すっかり忘れて...
「不器用な人」第一印象である。 道具の配置を自分の背丈に合わせるのではなく、自分を道具の配置に合わせにいくのだ。片手でひょいと移動できるであろう道具を体を小さく折りたたんで使用している姿は今でも鮮明に覚えている。これが彼との出会いである。場所は職場の研究室。次に仕事で一緒に...
最初に見たのは、確か京都のC.T.Tという試演会での一幕だった。 そこには、一つの肉体があった。 何というしなやかさ。何という力強さ。 体に巻き付く腕、掌、手、指。 引きはがそうとする意志、それに反するかのように絡みつく肉の蔦。...
初めて会ったときは、生真面目そうな、不器用そうな奴だだなぁ…と。一緒に芝居して感じたのは、個性の塊で頑固だなぁと。そして、芝居・・・というか、舞台に対して物凄い愛を持って情熱を持って楽しんでるなぁと。そんな奴です。 ~~~ 倖田 瑛 『モノ創屋・自由人』
「だま」 だまはオンとオフの差が激しい。芝居モードの時と、だま本人の時とは別物。その中間となる「社会人モード」は持ち合わせていないらしい。 一言で言うと「頼りない」人だったりする。 それでもひたむきに芝居に打ち込む姿には、「偉いなあ」と思う(上から)。...
個人的に、コダマタイチにはほんとうに興味がない。児玉太一なのか児玉太地なのか小玉泰地なのか確信を持って書けない程度に興味がない。それでも。「役者でない」と謳いながら役者でしかない彼のからだはわりとすきだ。細いのに重そうなからだを、ずっと、みていたい。コダマタイチを器用だとか...
最初に会った時はなんか物理的に折れそうだと思いましたが、全然そんなこと無かったです(当たり前)。最初の出会いは、劇の宣伝を躊躇う(私はシャイ)私の背中を押して下さいました。すごくタフな方です。色んなところへ飛び込んで、何があってもめげない。見習いたいなあと思うことが多々あり...
こんな僕でも踊ってた 仕事がうまくいかなくても 午前の用事が失敗してても 明日からの研修が不安でも 飲んで、叫んで、満面の笑みで ここでは僕も踊ってた。 誰も彼もが踊ってた。 椅子でくつろぐオジサンも 赤ちゃんを抱き抱えたお母さんも 肩組んで騒ぐニイサン達も...
次はワークショップについて書こうと思います。 僕にとってワークショップとは、「繋がる場、知り合う場」です。 参加させてもらうのは、高校の頃からしてたのですが、初めて自分で企画したのは大学3年の時。演劇サークル以外でも芝居をする機会が増え、「もっと、演劇してる人たちと知り合い...
サイトを公開する際に、これが一番知って頂きたいと思い、ブログに書くことにしました。 僕は、仕事ができないということです。 僕は、会社の工場で約三年半働いてきました。 結果、会社の中では一つも成長できませんでした。 いや、他の方から、そう見えているということです。...